いよいよ雪の積もる時期になりました。
久々の雪かきでかなり濡れてしまいました…。
一回、二回・・・と雪をスコップで溶けやすい場所へ移動します。
この回数は自然数なので数えられますが、積みあがった雪の長さは測らないとわかりません。
という事で単位はとても良い記事だと思います。
自分で書いた記事なので手前味噌ですが。
本日はこれに少し数量というものを加えて単位の難しさについてのお話しをしたいと思います。
私達は数をごく当たり前のように使い、計算しています。
消費税の計算、料理の分量の計算、移動時間、日常に計算はありふれています。
「数」というものはそれだけでは意味があまりなく、「お金」「重さ」「時間」というそれぞれの概念(単位)と結びついて意味のあるものとなります。
そして「重さ」や「時間」という目に見えない単位についてはその定義がとても難しいものです。
「1メートルってなんですか?」
と聞かれて、こういうものだという説明を正確にできる人はあまりいないでしょう。
小学生や中学生という発達の段階では正しさよりも使えることが重視される事は当然のことかもしれません。
それは良いのです。
しかし、結果的に「ハジキ」だとか「ミハジ」だとか、単位をよく理解しない理解は本末転倒です。
結局計算に意味を感じる事が出来ず、理解が浅いので高校に行って困ることになります。
ちなみにメートルとは、wikipediaによれば
1秒の 299792458 分の1の時間に光が真空中を伝わる距離
wikipedia
です。じゃあ、時間とは?
wikipediaによれば
セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍に等しい時間
wikipedia
です。
これを正しく覚える必要はきっとありません。
しかし、「何故」このような定義になっているのかを知っておくことは単位を理解するのに役立つはずです。
これは先の単位でも触れていますので、ぜひ読んでみてください。
「1回、2回、・・・」や、「1匹、2匹、・・・」、「1個、2個、・・・」という自然数の数え上げは単純です。
メートルやキログラムの長さや重さという概念と数字の組み合わせたものは、わずかかもしれませんが一歩先の数量の考え方になります。
1メートルというものはある一定の長さを持つ数量です。
2メートルとは、その1メートルの長さの2倍の長さになります。
0.5メートルとは、その1メートルの長さの0.5倍の長さになります。
160センチメートルは1センチメートルが160個分の長さです。
メートルという単位と「数」が結びつき、長さを正確に表すことができるようになります。
数と単位のお話しでしたがいかがでしょうか?
これ自体はたいした話でもないのですが、子供の成長ってすごいなと思ったりします。
いつの間にか自分の身長や体重を数字で認識できるようになって、上記の事は何となくかもしれないですけど理解しているんですよね。
それ以前に、いつの間にか言葉を理解し、しゃべるようになるんですよね。
不思議なものです。
子供というのは才能の塊ですね。
習うより慣れろという言葉もあります。
計算問題を繰り返し解くという事も時には必要ですが、それ以上に多くの物事に触れる機会が子供の成長に繋がるのかなと思います。
自然、人、本、そういうものに触れるのが良くて、Youtubeにはまってしまうとかは明らかに学力に負の相関があって別だと思いますけどね。