前回は単位の話をしました。
またそこから少しだけ延長線の話で、星座占いの話をしたいと思います。
テレビや雑誌等で星座占いや、誕生月の占いがやっていますね。
私の感覚では多くの人が「信じていないものの、なんとなく見ている」と思っています。
(もちろん人それぞれですから、信じていても良いとは思います。)
別に意味のないものであっても、視聴率やら購読率がなんとなくあるから続いているんでしょう。
時間や長さは人と人がコミュニケーションをとるうえで共通の認識ができるように作ったものです。
その概念は与えられたものであっても、その数量は神様が作ったものではなく、科学的に決められた数量です。
そこに何の運命的な要素があるのでしょうか?
私達の使っている数字は10進数です。
これは指が10本だから神様が与えてくれたものかもしれないと言われると確かに否定はできません。
しかし、10進数だから成り立つ占いには懐疑的にならざるをえません。
8進数なら成り立たなくなったりするわけですからね。
後は画数の占いもありますね。
これも人間が作った漢字です。
運命を決める要素があるとは思えません。
ですが、実はこれには少し意味を持たせることができるかもしれません。
名前は日頃から書いたり、名前で呼ばれたり名乗ったりします。
画数は人間のリズムとしてその人に影響を与える可能性が否定でき無いのかなと思ったりします。
また、音としての特性がやはり影響を与える可能性を否定できないのかなと思ったりしています。
しかし、それでも微々たる影響なのかなと思ってしまうわけですが。
漢字の意味の方がよほど重要だと思います。
何が言いたいのかというと、星座占いとか信用ならないものに左右されないでほしいなという事です。
良い予想なのならラッキーと思えば良いですが、悪い予想でも当たりませんから安心してほしいと思います。
ただ、戒めと言いますか、気を引き締めるプラスの意味で捉えたら良いのかなとも思います。
適度なストレスは人間の能力を活性化すると思いますから。
そう考えると、星座占いを見るのは無駄という考えは、実は有効利用できていないだけなのかも?
ちなみに手相占いとかはまた別ですよね。
あれは占いというか、話術や心理学という見方をしています。
予想は適当でもずっと科学的な気がしたりしますね。