生徒様から、
「先生、また予想問題作ってもらえないですか!?」
と言ってもらえた時は嬉しくなりますね。
オリジナルの予想問題について少しお話ししてみたいと思います。
見出し
オリジナル予想問題のいいところ
まずは何故オリジナル予想問題を作っているかについてです。
そのためには、オリジナル予想問題のいいところをお話しすることが良いでしょう。
やっていない問題であること
教科書や演習用の問題集の問題は学校の提出物として、テスト前までに一度解いている問題になります。
もちろん一度解いた問題を繰り返し演習することは数学の問題でも有効です。
しかし、しっかりと取り組んでいるからこそ、多少「暗記」してしまっている部分もあります。
「試験前に試験の出題範囲の解いていない問題を解きたい」
というご要望に沿うことができます。
厳選された問題であること
教科書の問題は、新しい概念等を理解できたかチェックする問題が多くなります。
演習用の問題集の問題は、幅広く色々なパターンに応用した問題が多くなります。
試験で出題される問題は後者の形が多くなりますが、その中でも出題されやすい問題はある程度絞れます。
定期試験で点数を取ることも大切な事なので、ここに絞った問題のみを演習することができるのは、試験前としては有効です。
目標とする点数を取りやすい
予想問題を作るときは難易度を振り分けて作っています。
私は10人中10人が満点を毎回の定期試験でとる必要はないと考えております。
(もちろん取れるだけ取ってほしいですが)
目指す目標に合わせて必要な問題だけに演習することができるのは、試験前としては有効です。
制作者に聞くことができる
「塾長が(心を込めて)作った問題」という事になりますから、問題に親しみを感じてくれると思っています。
無機質に並んだ市販のテキストとは少し違った感覚があると思います。
オリジナル予想問題の効果
次に想定される効果を紹介したいと思います。
結果についてはやっていない状態と比較することはできませんので、ある程度想像にはなります。
勉強時間
増える面と減る面があります。
増える面としては、試験に出る問題に対する演習時間が単純に増えます。
「塾長が作った問題らしいしやってみるか」「塾長が作った問題ならやっておけば間違いない!」と演習問題に取り組んでくれます。
減る面としては、試験には出にくい問題まで手を伸ばす時間が減ります。
その分、試験に出やすい問題に時間を使ってほしいですし、他の科目にも時間を使ってほしいと思います。
得点
それなりに試験の問題として出題される内容に近い問題になっているという自信があります。
(難易度として簡単だったり難しかったりの差は多少あるかもしれません)
ですから予想問題に取り組んで、解答を理解していただければ、得点は必ず伸びているはずです。
みんなうれしい
「得点上がった!」「予想問題やっておいてよかった!」と思って頂けたら生徒様も私も嬉しいです。
「塾長の予想問題結構当たってたよ」「毎回予想問題作ってくれてありがとう」と思って頂けたら嬉しいです。
終わりに
予想問題を作るのって、想像以上に大変なんです。
問題の内容を出題範囲から作ること、図を描くこと、答えを作ること、全部やります。
でも、それが得点アップにつながるのであればと思えるから作ることができます。
その思いはきっと生徒様にも通じているんだと信じています。