問題を解くうえで大切なこと(その1)は「諦めないこと」でした。
問題を解くうえで大切なこと(その2)は「問題をよく読むこと」でした。
もう一つの問題を解くうえで大切なことは、「自信を持つこと」です。
自信を持つために
「自信を持ってください」と言われて自信を持てる人も少ないと思います。
「あまり頑張って来てないよな」と思っている人が自分に自信は持てないでしょう。
根拠が無ければ自信は持てません。
自分が自分に自信を持っていい根拠を作りましょう。
実績を作る
自信を持てるようになる根拠として、実績が必要です。
実績は結果になりますから、問題を解くことができたという結果を残すために、アウトプットの勉強をしましょう。
結局地道な努力が一番の近道になります。
仮に試験範囲の問題をすべて正答できているとしたら、試験でも解答出来そうですよね?
承認する
実績が作れたら承認してもらいましょう。
「自分がやってきたことは十分な結果を出せることなんだ」と知ることで自信につながります。
他人に承認してもらえれば一番ですがお一人で勉強していればそれも難しいので、自分で冷静に自分のやってきたことを分析してみてください。
ナルシスト勉強法で「自分はできる」と繰り返し私が自分に言い聞かせていたのはこういった背景もあります。
ちなみに、自分と会話するという事をしている人は、自信を持てるようになる人が多いそうですね。
更にもう一歩
問題に行き詰った際には、自分のやってきたことを思い出してください。
似たような問題をどう解いたのか、似ていなくてもこんな時どうやったら答が導けていたか、思い出してください。
自信を持つことは重要なのですが、この思い出すこととセットにすることでより発揮されます。
ひらめきの記事で「ひらめきは知識から生まれる」というお話をしております。
解法が思いつかないときは、解法が浮かぶまで知識を思い出すことです。
解法以外にも思い出す
私とお付き合いが長くなってきた生徒様に割とよくあることなのですが、
生徒様「先生、この問題のここの解説がわからないんですが・・・」
※こういう聞き方をしてくれる時点で勉強をしっかりやりこんでくれている証拠なのですが
那須「ちょっと読ませてね」
※数秒後
生徒様「あれ・・・」
那須「うん?」
生徒様「先生、わかりました」
生徒様「那須先生が隣にいるとなんかわかるんですよね」
私の教え方が大体しみ込んでいるので、質問をするとどんな事を言うのかも大体わかっているんだと思います。
そうすると、自分の中でそれをもとに問題に取り組んでくれて、理解してくれます。
私と一緒に勉強してきた経験を思い出し、問題を解くことに活かしてくれているのは本当に嬉しいものです。
私の置物でもあればいいんですけどね。
那須先生ならこんな時にどんな事を言ってくれるかな
私は質問されたときにいきなり答だけを述べるようなことは控えています。
まずはできる限り生徒様に考えてもらいたいので、考えの糸口をアドバイスします。
それで解答にたどり着けることが多いので、その糸口がどんなものなのかを思い出してほしいんですね。
なので、私とお付き合い頂く生徒様には問題に行き詰ったら私ならこういうときに、どういう事を言うか思い出してほしいと思っています。
私と直接面識が無く記事のみお読みになっていただいている方(拙い文章をお読みいただきありがとうございます)には、自分と会話して見てほしいと思っています。
「自分こういう時どうしてたっけ?」
「○○とかやってたんじゃない?」
自分から何かしら手を動かせるような答えがもらえると良いですね。