考える力は数値化しにくく、育てるのも時間が掛かりますよね。
考える力を身に付けるためのアドバイスです!
日頃の取り組み方で差がつく
「これは教わっていません。」
と言って、問題を解くことを諦めてしまうというと中々考える力は身に付かないのかなと思います。
もちろん、本当に手掛かりの無い問題であれば仕方のない部分もあります。
しかし、問題に関連する分野を一通り学んでさえいれば、一度も解いたことのないタイプの問題であっても、知っている知識で解ける事があります。
数学等は特にそうです。
わからないときこそチャンス!
わからないときこそ、考える力を育てるチャンスです。
(困った時がチャンスです~頭のよくなる、チャンスです~♪)
「教わっていない」で答えを見てきた方と、そうでない方では圧倒的に考える力に差ができます。
確かに効率よく「覚える」ためには答えを見てしまった方が良いのかもしれません。
しかし、それでは問題を解決する能力や考える力は養われないのです。
原因を「教えてもらっていない」事に設定し、自らの考える力の不足に目を瞑ってしまっているからです。
講師の立場
講師の立場でどうかかわったら良いか、という部分もあります。
今知っている知識を組み立てる事で問題が解けるんだという事をうまく誘導したいとも思います。
が、そこから考える力が養われているかは、少し疑問だったりもします。
講師が誘導しないと答えが出せない状況を作り出してしまうからです。
一方、チャンスだから考えて欲しいと見守っていると、諦められてしまう場合もあります。
試験直前等では尚更答えを覚える事を焦ってしまったりします。
だからできるだけ早く取り組んでもらいたいんですけどね。
これは指導法の正解の出しにくい問題だと思います。
考える力を身に付けるために
日頃から好奇心を持ってわからないものを解明する姿勢を取り続けて欲しいと思います。
別になんでも良いのです。
例えば電気の分野であれば、
・電流計と電圧計は何故直列と並列に繋ぐのか?
・それらは抵抗を持っているはずだが、何故経路の電流電圧に影響しない(影響が少ない)のか?
そういう事を考えてみて欲しいなと思います。
オームの法則を習っていれば、考える力が育っている方なら、きっとわかりますよ。
さらにもう一歩
そもそも好奇心を持つことが難しいんですよね。
そこに関しては、とにかくまずやってみる事です。
やってみないことに面白さなんてわかりませんから。
面白いと思えるほど何かをやれば、大体なんでも面白くなりますよ。
私からすれば、出来れば数学、プログラミングなんかを選んで頂けると嬉しいんですけどね。
とにかく、面白いと思えるまで、何かとことんやってみてください。
面白いと思えない大体の事は努力不足です。
終わりに
考え、仮説を立て、検証する。
その繰り返しによって、考える力が育てられ、良い仮説を立てることができ、良い検証を行うことができるようになる。
そうやって考える力が育てられるのだと思います。
これは自分で自分を育てていかないと、中々育たないんじゃないかなと思います。
レッツ自分教育!