勉強時間を目標にする事

「今日から毎日5時間勉強するぞ!」
という意気込み、この言葉だけ聞いて、私は否定も肯定も出来ません。
(「おぉ!頑張れ!」とは思いますが)
時間を目標にする事は気を付けた方が良いこともあるのでそのあたりを少し。

ちなみに、目安時間として
「その時間以内に終わらせるぞ!
という目標の時間ならいいと思います。

「毎日3時間やる」
とか、
「今日は5時間暇な時間ができたから5時間やる」
みたいな事だと良し悪しあるよ、って話です。

時間を目標にする良し悪し

「否定も肯定も出来ない」というのは、良い点も悪い点もあるからです。

全く勉強していない中学1年生の方が
「今日から毎日1時間勉強するぞ!」
というのは私は称賛します
やらないより、やったほうが良いですからね。
時間もまだありますから、試行錯誤して欲しいと思います
結果の出る勉強方法を自分で見つけて欲しいと思います。

一方勉強してこなかった受験学年の方が冬に
「今日から毎日3時間勉強するぞ!」
というのはどうですかね?
3時間という時間に、目標を達成できる根拠があるのでしょうか
「頑張ったけど無理なんだな」
という苦い思い出だけが残る結果になるかもしれません。

時間を目標にする良い点

しないよりした方が良いのは間違いないと思います。
ただ、次に活かすための勉強と思って始めてほしいですね。
決めた時間は集中して、全力で向き合ってほしいと思います。

時間以外の何かを目標に勉強していくとしましょう。
しかし、いくら計画をたてても、計画通りいかないことが出てきます。
むしろ計画通りいかない事が普通だと思います。
できる限り計画通り進められるように計画する事も重要です。
しかし、いかに計画通りいかないときに軌道修正するのかが重要です。

余り自分の能力等を把握していない状況なら尚更です。
計画は大きくずれていくでしょう。
ならひとまずやってみる
やったうえで考える
私はそれでいいと思います。

ただ、残された期間には注意が必要です。
そうこうしている間にタイムリミットになっては意味がありません。
やらなきゃわからんのですからやっていないのであれば早めに始めた方が良いです。

時間を目標にする悪い点

本来の目標を達成できる根拠が無ければ、費やした時間が無駄になってしまうかもしれません。
※努力した経験から学ぶものがあると思っているので、全くの無駄にはならないはずですが。

また時間を目標にしてしまうと、
「トイレに何度も行った」
「携帯をちょこちょこみてしまった」
「テレビを見ながら勉強した」
という浅い勉強しかしていないのに、
「3時間勉強した(机に座っていた)から満足」
のような時間さえ達成してしまえば、それで満足みたいな事になりかねません。
時間を目標にすると時間通り勉強したかどうかが「達成の成否」になってしまいます。
学んだ内容が少ない時間を過ごしていても気が付けません。

学んだ内容が受験等で問われるわけです。
当たり前ですが、
あなたは1日何時間勉強しましたか?
という試験ではないんですね。

学べる量は勉強時間と相関するでしょう。
間接的にしか学べる量と関係していないわけです。
勉強時間を目標にするのは、最初だけにしたほうが良いです。

じゃあどうするの?

勉強の計画をたてるのは中々難しいです。
色々複雑な要素が絡んできますからね。

考慮すべき点

受験にスポットを当てると、

  1. 受験科目
  2. 問題の難易度
  3. 問題の傾向
  4. 合格点

これらを把握したうえで自分が合格点以上をとれるようにするわけです。

大まかに言うと理解のステップは、

  1. 教科書に書いてある事以前の理解
  2. 教科書に書いてある事の理解
  3. 教科書レベルの問題が解ける
  4. 学校の定期試験の問題が解ける
  5. 模試の問題が解ける
  6. 入試問題が解ける

のような段階があるわけです。
教科書に書いてある事以前の事が必要な場合もあります。

更にこれだけではなく、

  1. 過去やったことは復習しないと忘れてしまう
  2. 新しい事を理解するために予習しておかないといけない
  3. 覚える、理解する(インプット)時間が必要
  4. 正しく答えを求めることができるか確認する(アウトプット)時間が必要
  5. 試験を時間内に解ききれるか
  6. 試験時のコンディションが万全か

等の要素が絡んできます。

難しいですよね。
簡単に完璧な計画を立てる事ができるわけないと思います。

目標までの道を決める

で、どうするの?って話です。
色々悩んで自分なりの答えを見つけてほしいと思います。
一応、私なりにおすすめしたい内容はまとめておきたいと思います。

ゴールまでに取り組むものと、それに期待する効果を決めておきましょう。

取り組むもの期待する効果確認方法
○○(教科書)教科書レベルの内容の理解問題集の章末問題で正答
●●(問題集)のA,B問題学校の定式試験レベルの内容の理解学校の定期試験で80点
●●(問題集)のC問題模試レベルの内容の理解模試で80点

これらに「いつまでに」を取り組むという計画がたっていると良いと思います。
取り組むものは「どの範囲」とか「どういう対象を」とかもう少し具体的に決めておいた方がいいです。
全体としては、ある程度ざっくり決めれば良いと思います。
最終目標までの大きな枠を作ったら、後は目先だけの詳細を作っておけばいいでしょう。

最終目標までの詳細を全て作ってもそれ通りいかない事が多いので無駄になる可能性が高いです。
最初は目先の詳細が終わる前に次の目先の詳細を作れば良いと思います。
そうして対象に対してどの範囲をいつまでにどういう目的で勉強をするかが決まっていきます。

時間を目標にして勉強するのは良し悪しと言っていますが、
「自分の能力であればこれくらいの時間で勉強できるだろう」
という見積もりをしておきましょう。
そして日割りします。
1日これくらいの目安は持っておきましょう。
時間が著しく足りなければ別の手段を考える必要があることに気付けますからね。

後は目標をたてた期限までに対象の勉強を進めていきましょう。
しかし、うまくいかないところが出てきます。
目標で定めた対象が期待する効果に満たない場合、別の何かを新しく取り組むことになります
あるいは、模試などで追加の勉強が必要な事がわかる場合もあります
これは次でまとめていきたいと思います。

1つだけ補足します。
学校の授業もこういう計画に含めてしまった方が良いと思います。
学校の授業で理解できることが一番だと思います。
むしろ授業で理解できてしまっていれば、それほど毎日勉強しなくても定期試験位は8割9割とれたりします。
だからって勉強しなくて良いって話ではないですからね。
言いたい事は学校の授業も目標をたてておくと、その目標を達成するために効果が上がるという話です。
ただ授業を受けて試験前に勉強する人と、試験で何点取るために授業受けている人では、授業の理解具合が大きく違ってきますからね。

突発的な勉強も計画する

計画通り勉強を進めるために、計画していない勉強も計画しておけると良いと思います。

「模試の結果、ある単元を復習し直さないといけないことが分かった」
という事がわかったとき、あらかじめこういう勉強をする時間を確保しておこうねって話です。
「模試の結果、●●(問題集)のA~C問題を解けるだけでは不足していることが分かった」
という事であれば、何か別の問題集が必要になるのかもしれません。
※ただ余り逸脱した問題集で無ければある程度何を使っても良いのかなとは思うんですけどね。

何でもこういう突発的な出来事があって当然だと思って計画すると良いですよ。
計画していない勉強をやる必要が無ければ、空いた時間は人生を有意義にする何かをしましょう。

計画通り勉強を進める量に対して、突発的にやらないと行けない勉強を3倍位見積もっておくと良いと思います。
計画がずれてそれくらい追加でやらなきゃいけないことが出てくるって意味です。

時と場合にもよる

試験直前みたいな時に流暢に計画を作ったり見直したりに集中してもどうかと思います。

とにかくやったほうが良いときもあると思います。
そういう柔軟さは必要だと思います。

終わりに

時間を目標にしちゃうのは私は勿体ないなと思うんです。
時間ってすごく大切なものなので
できる事なら自分の人生を豊かにするものに使ってほしいと思います。

何かを達成するために、あるいは受験に合格するために必要な勉強は人生を豊かにするものです。
しかし過度に勉強に時間を使い過ぎるのは勿体ない。
やがて楽しかった勉強が楽しくないものに変わってしまう可能性もありますしね。

別の人生を豊かにしてくれるものがきっとあったんじゃないかなと思います。
ちなみに数学者みたいな事をしたい方は趣味と勉強が一緒になっちゃってるのでいくらでも楽しんだらいいと思います。
でも息抜きしたり、他の何かにも目を向ける余裕はあると良いんじゃないかなって思いますけどね。

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