小学生の生徒様の休憩時間に数当てゲームをしました。
3つの異なる数字を好きに並べて、互いに相手の数字を予想して、その当たり具合を答えます。
例えば「123」と決めて、「134」と言われたときの当たり具合で解説します。
「1」が場所と数字が当たっているので1ヒット、「3」が数字が当たっているが場所が違うので1ボールみたいに答えます。
この当たり具合を手掛かりに、相手の数字と並びを当て、「3ヒット」となったら勝ちです。
一時期「ヌメロン」なんて形でテレビでも放映されていましたよね。
私は頭を使うゲームが好きで、この数当てゲームも得意な方です。
ルールを説明し早速やってみると、7巡目で正解にたどり着きました。
123(0ボール0ヒット)
456(1ボール0ヒット)
546(1ボール0ヒット)
654(0ボール1ヒット)
689(1ボール0ヒット)
804(0ボール2ヒット)
⇒ここまでで1/2に絞れますが、次で正解の50%を引いて正解されました。
攻め方はまだまだかもしれないですけど、しっかり思考できていますね。
もちろん運の要素もありますが、正しい推論ができていると、大体5巡目~7巡目位で正解にたどり着きます。
このゲームの推論について何も解説していないのに、しっかり推論できていたことには驚かされました。
解説してしまうと成長は僅かですが、自ら考え出したこの成長は大きいはずです。
何気ないゲームですが、考える力を身に着けるのに役に立つと思います。
こういう原始的なゲームは考える力を養いますし、コミュニケーションにも良いです。
前々から欲しいと思っていた、オセロやチェス、将棋、囲碁などができるゲーム盤を用意しました。
休憩時間に活用したいと思います。
<追記>
ちなみに私は相手の予想もちゃんとメモしておきます。
相手の予想状況から「次で当てられるぞ」というときには、予想を進めるための宣言は意味がなく、当てるための宣言をしないといけないですからね。