春になると毎年思い出す句があります。
「散る桜 残る桜も 散る桜」
サラリーマン時代、ある花見イベントで他社の先輩(と言っても二回り以上歳は離れていますが)が教えてくださいました。
いろんな見方があると思います。
「栄えるものもいつかは衰える」
という意味であろうと思いますが、
「流れには逆らえない」
的な意味もあるのかなと思ったり、
「いつか散るのだから、だからこそ今を一生懸命生きなさい」
という意味が込められていたりするものと思います。
句自体にももちろん影響される部分はあります。
ただ、当然そういう生き方でありたいと思って生きていますから、今更なところもあるわけです。
でもしっかりと覚えている。
おそらく私は一定の強さで影響されているんだと思います。
この句を私に教えてくれた先輩の方の影響力という部分に考えさせられるものがあります。
花見のイベントですからお酒を飲んで愉快になっているのもあって、この句を連呼されていました。(笑)
でも、だからと言って、今でも鮮明に覚えていてというのは、何かしらの記憶に残らせる影響力があるのではないかなと思います。
心の奥底から、私達?後輩にそういう生き方をしてもらいたくて、伝えてくれたからなのかな・・・?
私もこれからを生きる方々に伝えたいものは沢山あります。
この先輩の様に、いつまでも心に残り続けるようなものを伝えていきたいなと思います。
ちなみに以前、
「努力してこなかった人が適当に作ったご飯を食べたいと思う?」
「努力してきた人の作った魂のこもったご飯だからお金払って食べたいって思うんでしょ」
的な事を話したことがあったんですが、伝わったのかは定かではありません。
そもそもの信頼関係が無いと成り立たないですよね。