EC-CUBE3の試用

EC-CUBEはオープンソースのEC(electronic commerce:電子商取引)向けのCMS(content management system:コンテンツマネージメントシステム)です。
EC-CUBEは2015年7月に最新のバージョン3をリリースしておりまして、こちらの最新バージョン(マイナーバージョンは最新ではないです)EC-CUBE3.0.6を試用してみました。
サンプルページと感想等のいくつかメモ情報を展開したいと思います。

サンプルページ

今回試しに作成したサンプルページのリンクです。
サンプルページ
ユーザ登録や、ご購入頂いても自動返信以外のメールは何も届きませんが、お題を請求することもございません。
私から御礼のメールは届くかも知れませんが、何も良いことはございませんのでご了承ください。

感想

「個人でネットショップを作成したい」という場合、それなりの知識が必要になると思います。
初期構築さえできてしまえば、商品登録や管理は簡単にできそうですので、運用を見据えた初期構築を外注できればお安く構築できるかもしれません。
また、リリースからあまり経過しておりませんので、情報があまりないことに加え、プラグインなども不足している状況かと思います。
今後に期待ですね。

編集

CMSですので、商品情報などはGUIで入力フォームにテキストを打ち込むことで編集することが可能です。
一方、入力フォームの用意されていないサイトの詳細部分はtwigでソースを打ち込まないと文字列の変更すらできません。
この点が上記感想にも述べております「それなりの知識」が必要になる点です。

ECとして

実際運用をしたわけではありませんので、感じた範囲での箇条書きになります。
・ユーザ管理が可能
・商品の登録や在庫管理は比較的簡単
・注文状況の確認は件数が増えると課題となり、結局CSVでの作業となる可能性がありそう
・オープンソースのみで構築でき、外注しなければ運用コストはかなり安い
こんなところでしょうか。

メモ情報

感想だけではお役立ちそうにも無い情報ですので、いくつかサンプルコードをご紹介したいと思います。
ちなみに突貫で実装可否を判断するためのサンプルコードですので、改善点などあれば教えて頂けますとうれしいです。
また、念のためですがソースコードの編集にあたりバックアップを取得いただくなど、ソースコードの改変は自己責任でお願いします。

配送情報を非表示

セミナーのお申し込み等で利用で配送の必要が無い商品を販売する場合、配送情報が不要になります。
しかし、配送情報表示のソースが埋め込まれていますので、配送設定を削除したり、コメントアウトしてしまうとシステムエラーとなってしまいます。
商品購入ページ関連から配送情報を消してしまいましょう。
ちなみにMYページ関連にも配送情報がいますので、そちらも同様の方法で非表示とすると良いと思います。

<div class="hidden" style="visibility: hidden;">※差し込むソースコード
<h2 class="heading02">配送情報</h2>※既存ソースコード

{% endif %}※既存ソースコード
</div>※差し込むソースコード
<h2 class="heading02">お支払方法</h2>※既存ソースコード

商品詳細ページに規格ごとの在庫有無を表示

商品の在庫数がわかったほうが何かと便利だと思います。
規格ごとの在庫数を表示する方法を模索しましたが実装できず、プラグインを試したらシステムエラーとなる状況です。
※規格ごとの在庫数を表示する方法があったら教えてください。
規格毎の在庫有無の表示までは実装できましたのでソースコードを参考に記載しておきます。
商品詳細ページのカートボタンの上あたりに差し込むと良いのかと思います。

{% set items = {} %}
{% set num = 0 %}
{% for key,item in Product.classCategories1 %}
{% set items = items + {(num):item} %}
{% set num = num +1 %}
{% endfor %}
{% set maxnum = num – 1 %}
{% set stocks = {} %}
{% set num = 0 %}
{% for array in Product.classCategories %}
{% for key,item in array %}
{% if item[‘product_class_id’] > 0 %}
{% if item[‘stock_find’] > 0 %}
{% set stocks = stocks + {(num):’あり’} %}
{% else %}
{% set stocks = stocks + {(num):’なし’} %}
{% endif %}
{% set num = num +1 %}
{% endif %}
{% endfor %}
{% endfor %}

<table style="width:auto;">
<tr>
<th>規格名</th>
<th>在庫</th>
</tr>
{% for num in 0..maxnum %}
<tr>
<td>{{ items[num] }}</td>
<td>{{ stocks[num] }}</td>
</tr>
{% endfor %}
</table>

まとめ

EC-CUBE3をセルフで運用される場合、EC-CUBE3の使い方を覚えることはもちろん、twigの知識も必要になると思いました。
サンプルページがありますので、試せるものは試してみたいと思います。
何かご要望がありましたらお問合せからご連絡ください。

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