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はじめに
以前、ブログの中でwindows10のアップグレード検証のために中古のPCを購入したことをご紹介しておりました。
>中古のパソコンを購入しました
ようやく先日アップグレードが完了いたしましたので、現状わかっていることをご紹介したいと思います。
なお、アップグレードを推奨するものではありませんし、アップグレードの際は自己責任でお願いします!
windows10へのアップグレードにあたり
中古PCを購入していましたが、windowsのupdateが自動更新に設定されておらず、手動更新してもいつまでも更新情報を検索していて、updateが始まらない状況でした。
そのため、本題のwindows10へのアップグレードに辿りつけておりませんでした。
もしwindowsのupdateがあるときから滞ってしまっているなどの症状がありましたら、自動更新に変更の上しばらく放置することをお勧めします。
windows7から見た変更点
細かい部分で変更されている点も多いと思いますが、全体的にはwindows7に近いと思います。
windows8で感じたほど、変わったという感覚はありませんでした。
なお、タッチパネルの機能はありませんし、新規に何かインストールして試したりは現状できておりません。
ですので、いわゆる「windowsアプリ」と呼ばれるタイプのアプリの使い勝手は不明です。
スタートメニューの変更点
windows7は、左側に「よく使うアプリ」と「すべてのプログラム」、右側に「コンピュータ」と「コントロールパネル」や「シャットダウン」が配置されていました。
windows10は、左側に「よく使うアプリ」とコントロールパネルに該当するような「設定」、シャットダウンに該当する「電源」、そして「すべてのプログラム」が配置されました。
「すべてのプログラム」は辞書的に並び替えがされ大きく表示されています。
「ローマ字表記」なのか「かな表記」や「漢字表記」なのかで大きく場所が変わってきますので、探すときにちょっと大変かもしれません。
次に右側ですが、「予定と状況」としてメールや天気予報、twitter等のアイコン?が並び、「ゲームとエンターテイメント」としてゲームやニュースや映画テレビといったアイコンが並んでいます。
私は特に違和感無く使えると思いました。
タスクビューと新しいデスクトップ
windows7でいう、「win+tab」したときのタスク切り替えのあの画面が見やすくなってタスクビューとして登場しました。
このタスクビュー画面ではウインドウを並べて表示できるほか、「新しいデスクトップ」機能があります。
「新しいデスクトップ」を選択することで、新しくデスクトップを作成することができます。
新しいデスクトップは、デスクトップ上のファイルはそのままですが、タスクがデスクトップごとに分かれています。
大量のウインドウを一画面上に表示して作業するような方は使い方を見直してみるいい機会かもしれません。
エクスプローラーの変更点
デフォルトでエクスプローラーを起動した際に表示される場所が変わっていました。
windows7でいう「コンピューター」のCドライブ等を選択する「PC」という一覧では無く、どちらかといえば「ライブラリ」のフォルダ集のような「クイックアクセス」という一覧になりました。
よく使うフォルダや、最近使ったファイルなどが表示されます。
使い方によると思いますが、ドライブ名からフォルダを辿っていた私の使い方からするとちょっと不便になりましたが、こちらに慣れると効率的になるかもしれません。
※道具が賢くなると、使う人ほ方が退化したりすることもあるので、手放しで喜べませんが
Cortana
microsoftアカウントが必要になります。
また、位置情報や検索履歴などの情報収集に同意する必要があります。
iphoneのsiriのような(音声)アシスタント機能で、スケジュールの確認や設定、アプリの起動、会話等もできます。
まだまだ発展途上なのでしょうが、多くの質問でweb検索を頼ってしまい、残念な感じでした。
office製品
事前にoffice製品が使いにくくなったと聞いていました。
「OSが変わってもソフトウェア一緒なのだから変わるわけ無いのでは?」
と思っていましたが、やはりぱっと見てなにも変わっていませんでした。
おそらく、windowsOSのアップグレードにあわせて、officeのアップグレードもされたのではないかなと思います。
使い勝手
アップグレードしておりますので当然操作で「あれ?どうやるんだろう?」となる点もありますが、不便に感じる点は今のところありません。
おそらく使い勝手のよくなるマイナーチェンジが多く、「住めば都」的に、使っていくうちに戻れなくなるのではないかと思います。
とくに上記のタスクビューと新しいデスクトップ機能は、使い方を改善できそうないい機能だと思いました。
また、コマンドプロンプトのコピペ機能が変わっていたり、地味に改善されている点が多いのかなと感じています。
windows10(とそのブラウザに)対応していない周辺機器やサイトがあれば、そこだけは不便になってしまうかと思います。
windows7で動作させていたスクリプトは動くか
基本的には動作するものと考えてよいと思います。
私の動作させていたスクリプトは、IEを使ってソースの中身から情報を抽出するものでしたが、一部動作しなくなっている部分もありました。
何が動作しなくなった原因か細かい点は追って確認を進める予定ですが、スクリプトの中で閲覧しているサイトが使用するブラウザのバージョンによってソースを変更しているためかと思います。
その他
windows updateが自動のみに変更されているとの情報がありました。
確かに「自動(推奨)」と「再起動の日時を設定するように通知する」の二つしか選択できません。
アプデートによってそれまで動いていたソフトウェアが動作しなくなる問題はしばしば発生します。
その点ではいろいろ問題が発生しそうだと思いますが、windowsを使っていこうと思えば抗えぬものなので受け入れていくしかないのかなと思います。
SE視点でwindowsを前提としたシステム構築は控えたくなりますね。
まとめ
windows10へのアップグレードで困りそうな点は、windows10対応していない周辺機器が一番困りそうな点でした。
問題になりそうな点は、windows updateですが、根本的なものでもあるのでどうしようもないですね。
大きな問題を抱えることとはなりましたが、全体的には使い勝手の改善が多いアップグレードだとは思います。
中古で購入したノートPCで試していますが、デスクトップのほうも近々アップグレードしてしまいたいと思います。