映像授業の特徴と正体

学生時代に映像授業みたいなものを使ったことはありません。
ただ、成人してからの経験を踏まえて、思うところをまとめておきたいと思います。

映像授業の「特徴」

まずどんな特徴があるのかまとめていきたいと思います。
当たり前と言えば当たり前ですが、良い部分も悪い部分もあります。
使い方次第、目的次第です。
せっかくなら有効に使ってほしいと思います。

インプットタイプの「教材」

教科書の内容を色々な言い回しで説明し直したりしてくれます。
問題の解説を色々な言い回しで説明し直したりしてくれます。
インプットタイプの教材になるでしょう。
極論、教科書みたいなものです。
教科書ってちゃんと読めれば超わかりやすいですから。

アウトプットする勉強は別で補う必要があります。

一方的に話される

これは良いのか悪いのか判断しにくいですよね。

作成者は基本的に解説をわかりやすい工夫をして話していきます。
話しながらカメラを相手に理解度を確認する素振りをします。
で、誰かがそこにいるわけではないので、気にせず続きに行きます。
こういうスタイルは、わかった気になりやすいんじゃないかな
私もわかった気になってしまって後で全然わかってなかったときがあります。
なんとなく分かった気になるんですよね。
何度も再生位置を調整しながら再生したりしていました。

これは一見悪い所に見えるかもしれません。
でも良い所でもあります。

「わかった気になれる」
と、続けて見てみようかなってなるかもしれません
わかった気になる程度に見れていれば残るものもあるはずです。
「わからないし、もうやめた」
となってやらないよりは良いかもしれません
結果何も残らないんじゃ意味無いですけどね。

自分で気付くしかない

わかった気になっている事も自分で気付かなければいけません。
他にもテストまでの日程から今何をするかとかも自分で考えないといけません。
これは自立するうえで良い点だと思います。
でも少し助言はもらえた方が良いかもしれませんね。

映像授業は教科書と同じような効果です。
教科書が何か気付いて教えてくれたりはしません。
映像に無いものは自分で気付くしかないんですね

動画の機能が使える

これが映像授業ならではの最大の特徴になるでしょう。

  • 何度も再生できる
  • 好きなところで再生できる
  • 好きな時に再生・停止できる
  • 2倍速、3倍速で再生できる

好きな時に勉強できる

これの良い所はあまり語る必要は無いでしょう。

でも悪い所があるという事は気にしておいてほしいと思います。
好きな時にできるので後回しにできちゃう点です。
もちろん使い方を間違わなければ良いんですけどね。
いざやり始めたら、
「よくわからない・・・。」
「もう間に合わない・・・。」
なんてこともあるので注意しましょう。
なんでも早め早めが良いですよ。

何度も復習できる

これも言わずと知れた映像授業の良い所です。
自分が理解したときの記憶がよみがえりやすいですよね。
アウトプットの勉強をしてわかっていなかった所がわかったらすぐ見返しましょう。

「ちょっとわからない」
というとき何度でも聞き返せるという特徴もあります。
これも良い所として挙げられます。
ただ集中して聞かないと何度聞き返しても効果が薄いです。
「聞き返せばいいや」
と思わず、1回で聞き取り理解できるように集中しましょう。

先生への配慮がいらない、周りを気にしなくていい

「先生、わかりません!」
って言うのは中々勇気がいるんですよね。
それが大事だったりするわけですが。

映像だとそういう事を気にせず好きなところで繰り返し再生できます。

映像授業の正体

「わかりやすい!」
という映像授業もあります。
確かにわかりやすいんです
自信があるから映像にしているわけですしね。

私の持っている感覚と結び付けて映像授業の正体を明かしていこうと思います。

映像授業は超わかりやすい!

「映像授業だから超わかりやすい!」なんてことは無いと私は思っています。
矛盾しているようですが「映像授業だけが特筆してわかりやすいというわけではない」という意味でです。
「すごいわかりやすい!」と言われる映像授業も、あまり変わらないんですよ。
一般的な学校の先生が授業中に話している「言葉」自体は
もちろん多少差はあって、それが大きな違いなんだとも言えるかもしれませんけどね。

でも、見た人の一部は効果を感じている事も間違いないんです。
一方で結局わからなかったという方もいます。
これってなんでですかね?

見る姿勢

話し手の話を聞くかどうかは話す前に決まっている
という事が本質にあると思っています。

友達(あるいはネットの噂)などから、
「○○の映像授業すごいわかりやすいよ!」
って聞くとどうですかね?
「●●がわかったっていうなら私にもわかるかも?」
って集中してみようと思ったりしませんか?

ちなみに勉強以外でも想像してみてください。
「○○って映画すごく面白かったよ!」
って聞いたらなんか見るの楽しみになりませんか?
まあ、実際に面白くなければ面白くないかもしれません。
でも「見てみようかな」という意識は湧くんじゃないですかね?

見る前に「見てみようかな」と思えるかどうか
これが話を聞いてもらう際の、今回の場合で言えば映像授業の肝だと思います。
いかに事前に見ようと思ってもらえているかが、その授業の価値になるかもしれません。

わかりやすいと言われる方の動画ってすごいですね。
語らずとも「見てみようかな」と思わせる力がある。
一度見た方の心をしっかりつかめている。
拝見しながら違うところで勉強させてもらっています。

学校の授業も同じ

そしてこれは学校の授業も同じです。
学校の先生の話と映像授業の話、そんなにかけ離れて違うと私は思いませんでした。
たまたま私の学校の教師陣が良かったのかもしれませんが・・・
もちろん学校の雰囲気が悪く、そもそも授業になってないような場合は別ですけどね。

中々学校の中で学校の先生のその努力が見えにくい面もあります。
また色々な生徒との関係があったりするので、悪い面も見えたりするかもしれません。
私の経験だと、多くの先生は努力なさっていると思います。
「この先生の授業を聞けばわかるはず」
と信頼しても良いのかなと思います。
先生毎にわかりやすくしようとしている工夫があると思います。
それを見つけてみてください。

学校の授業は「わからない」ことがわかるころには、立て直しずらくなっていたります。
復習の授業を充実させるのも学校として難しいでしょうしね。
是非そうなる前に毎回の授業を完全に理解出来ている状態をキープしたいですね。

補足

学生が聞こうとしていないのが悪いってこと!?
と思われてしまうと悲しいので、そうではないと否定しておきます。

話す側は聞いてもらえるよう努力すべきです。
信頼してもらえるよう努力すべきです。
これは授業よりも前に始まっている話だと思います。
参考:素直である事

教科書を読み解くことも勉強

教科書ってすごくよくできています。
教科書を読めば、十分基礎を理解する事はできるはずです。
数学なんかは単元の繋がりがあるので、今の単元の前にわからない原因があるかもしれません。
その辺は私のような講師や先生、あるいは友達等に聞いてみてください。
教科書を読み解く勉強は時間を要するかもしれませんが身に付きやすいのでお勧めです。

余談ですが、読解力が危機的状況だという記事を読みました。
教科書を読んでも理解できない可能性が高いようです。
少し注意して読めば十分わかる問題なのですが、正答率は想像以上に低かったですね。
(制限時間があったり読解力以外の何かしら別の要因があるのかもしれませんが)
もし読解力の方に原因があるとすればまずはそこから始める必要があるかもしれません。

終わりに

映像授業はうまく使えれば有効なツールだと思います。
ただ、学校の授業で理解できればそれが一番なんですけどね。
学校の授業の時間を有効に利用できているわけですから。
映像授業を使うときは良い所をうまく使い、悪い所は把握したうえで、
勉強の一部として組み込めると良いと思います。

いずれ全国の学校で同じ映像授業が放映される、なんて世の中になったりするんですかね?
そうなると学年みたいな概念も無くなるかもしれませんね。
学校は科目以外の色々な事を学ぶ場でもあるので、学校が無くなったりはしないと思いますが・・・。
形を変えて全く違う事をする場所になる可能性はありますよね。

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