IT基礎トレーニングサービスの中で、遠方の方とファイルを共有したいというご要望を頂きましたのでDropboxをご紹介したいと思います。
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Dropbox
Dropboxはクラウド上にファイルを保存することができる、ネットワークストレージのサービスと考えていただいてよいと思います。
「ファイルを共有したい」というご要望ですが、まずはDropboxの機能のご説明から始めたいと思います。
機能のご説明をいくつか
まず、Dropboxは各種ファイルをクラウド上に格納しておくことができます。
windowsやmacosのように、フォルダーを作成し、階層を分けて保存することも可能です。
クラウト上にファイルを格納しているため、保存した端末以外のタブレット端末などでファイルを閲覧・編集することもできます。
アップロードしてクラウド上に格納されたファイルやフォルダを共有することができます。
アカウントの作成
メールアドレスと利用時の姓名を入力することでアカウントを作成することができます。
無料のアカウントですと、2GBまで利用することが可能です。
ファイルやフォルダの共有方法(1)
相手に共有する権限を付与して共有を許可する方法です。
共有の際には共有したい相手のメールアドレスを入力します。
メールを受け取った方が共有を承認することで、共有が開始されます。
ファイルやフォルダの共有方法(2)
相手に共有するファイルのリンク先を共有してファイルを共有する方法です。
共有の際には共有したい相手のメールアドレスを入力します。
メールを受け取った方はリンク先のURLを表示することで、ファイルが共有されます。
URLさえ入手してしまえばファイルを閲覧することが可能です。
そのため、この方法はセキュリティとしては低いと言えるでしょう。
使い方の注意点
まず、Dropboxはクラウド上のサービスになりますので、ファイルはクラウド上に保管されます。
ネットワーク接続のできない場所、端末では利用できませんのでご注意ください。
ファイル共有方法の制御
ファイル共有方法(2)はファイルを共有しているメンバーであれば設定することができます。
無料版の場合、これを制御することができません。
そのため、意図せずファイルの共有方法(2)でURLを生成されてしまいますと、ファイルが共有されてしまいます。
まとめ
個人的には無料での利用は、個人利用もしくは公開されても問題のないファイルを共有することに制限するべきサービスだと思いました。
チームという機能を利用する方法も試しましたが、肝心のポイントで同様のセキュリティリスクがありました。
有料版では共有の制御ができますので、こういった方法でビジネスされるという印象を受けました。
「一連の使い方を知りたい」、「こんな使い方はできるか」などのご要望がありましたらお問合せからご連絡ください。