平方根の整数部分と小数部分を使った問題です。
基本問題
の整数部分を、小数部分をとするとき、の値を求めなさい。
解き方
のときですから、の整数部分は1ですね。
のときの整数部分は2ですね。
4や9等の平方数を見つけて整数部分を求めましょう。
整数部分さえわかれば元の数から整数部分を引いたものが小数部分になります。
解説
の整数部分を、小数部分をとするとき、の値を求めなさい。
なので、となりの整数部分は2ですね。
整数部分がわかればという計算で小数部分がわかりますね?
の小数部分のはですよね。
元の数(整数と小数に分けたい数)から整数部分の数を引くと小数部分になりますね。
よってが答えです。
応用問題
の整数部分を、小数部分をとするとき、の値を求めなさい。
解き方
応用問題とは言え、基本問題の積み重ねです。
基本問題の答えを拝借しましょう。
解説
の整数部分を、小数部分をとするとき、の値を求めなさい。
基本問題の答えを拝借して、です。
後は代入すればいいですね。
そのまま代入して求めても良いですね。
あるいは、少し式を変形して代入しても良いです。
今回の問題ではあまり計算の大変さは変わりませんね。
終わりに
小数部分の表し方で根号のついた数と整数の差という式を使っていいのかどうかで迷ってしまうかもしれません。
使って良いんです。
普通に根号のついた数の計算した後の値って、根号のついた数と整数の和と差と積で表された数になりますよね。
わりとよくあるパターンの問題なので押さえておきましょう。